2017年8月16〜20日、13〜21歳の若き音楽家41名からなる福島青年管弦楽団はバンコクに渡航し、音楽スキルの向上と異文化交流、タイの脆弱コミュニティーへの訪問演奏、タイの若い音楽家らとの協働を目的とする研修プログラムに参加しました。この研修旅行は、バンコク交響楽団、ワッタナ・ウィタナ・アカデミー、バンコク・クリスチャン・カレッジ、ヤマハ タイ支社の大きなご支援のお陰で実現できました。研修の最大の目的は、2011年東日本大震災後にタイの方々から受けた多大なご支援に対して感謝の意を表すること、また、福島は積極的でクリエイティブな若者に溢れ、復興に向けて前を向いて進んでいることを世界に示すこと、さらに、タイの音楽家らと協働して公演でハイレベルな音楽を発表することです。5日間にわたる研修の成果は、2017年8月18日、バンコク中心部のシアムピックガネシャホールの1,000名を超えるお客様を前に、華々しい東南アジアデビューを飾る形で発揮されました。